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さいほう針の星の数で会心倍率は変わるのか?2,000回ねらいぬいして調べてみた:ドラクエ10職人調査

 光のさいほう針星3でねらいぬいをした場合、会心倍率は8倍になります。光のさいほう針のねらいぬいの会心倍率は、過去に調査をおこないました。

>>ねらいぬいの会心倍率は8倍であってるの?1,500回以上ねらいぬいして調べてみた:ドラクエ10職人調査

 ただ、星の数によって会心倍率が変わる可能性もあります。つまり、星0のさいほう針は、星3のさいほう針より会心倍率が低いかもしれません。

 すこし疑問に思ったので、光のさいほう針星0で2,000回ねらいぬいしてしらべてみました。

 では、結果はどうだったのでしょうか?

 結果は、星0の会心倍率は、星3と変わらない8倍でした。

<実験の前提>
会心倍率は、6倍・7倍・8倍・9倍・10倍のいずれかだとします。
※要は、6.5倍とか、7.3倍とかの会心倍率は存在しないという前提です。


光のさいほう針星0で、2,000回ねらいぬいをしたときの会心数の実測値

 光のさいほう針星0で、2,000回ねらいぬいをしたときの会心数の実測値は、669回でした。

 2,000回中669回の会心なので、33.45%(=669÷2,000×100(%))の確率で会心がでています。

 33.45%という確率は、通常ぬいの会心率:4.2%の約8倍(=33.45%÷4.2%)です。したがって、8倍付近がねらいぬいの会心倍率になりそうです。

 この実測値をつかって、会心倍率をしらべていきます。


2,000回ねらいぬいをしたときに、会心数が669回ぴったりになる確率

1.エクセルでBINOM.DIST.RANGE関数をつかって計算

 この確率は、「=BINOM.DIST.RANGE(試行回数・成功率・成功数)」で計算できます。

 この実験の場合は、「=BINOM.DIST.RANGE(試行回数,4.2%×会心倍率,会心数の実測値) 」と入力します。

 なお、式の中の「4.2%」は、通常ぬいの会心率(内訳は、光のさいほう針の基本会心率:3.6%+できのよさの補正:0%+職人スキルの補正:0.6%)です。

 入力する数値は、以下です。

  • 試行回数:2,000回
  • 会心倍率:6倍・7倍・8倍・9倍・10倍
  • 会心数の実測値:669回

 たとえば、仮に、会心倍率8倍の場合、2,000回ねらいぬいをしたときに669回ぴったりの会心が出る確率は、以下のように計算します。

=BINOM.DIST.RANGE(2000,4.2%*8,669)

 すると、「0.01871443」という計算結果になります。

 つまり、仮に、会心倍率が8倍の場合、2,000回ねらいぬいをしたときに会心が669回ぴったりでる確率は、約1.87%だということです。

2.各会心倍率で、669回会心が出る確率

 他の会心倍率も計算すると、以下の表のようになります。

針の種類 6倍 7倍 8倍 9倍 10倍
光☆0 0.00000000 0.00000849 0.01871443 0.00000528 0.00000000


数が小さすぎるので、全部で100%になるように変換

 先ほどの数値では、数が小さすぎてわかりづらいので、全体で100%になるように変換します。

 変換するには、まず、さきほどの6~10倍までの確率を合計します。合計すると、0.01872820になります。

 つぎに、各倍率の確率を、さきほどの合計値:0.01872820でわって、パーセント(%)に変換します。

 たとえば、8倍の確率は、0.01871443÷0.01872820×100(%)で、99.93%になります。

 他の数値も計算すると、以下の表のようになります。

針の種類 6倍 7倍 8倍 9倍 10倍
光☆0 0.00% 0.05% 99.93% 0.03% 0.00%


 したがって、この前提条件(ねらいぬいの会心倍率が6倍・7倍・8倍・9倍・10倍のいずれかである)の場合、8倍である可能性が非常にたかいです。









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